2015年1月4日日曜日

「花子とアン」

社会人になってから、私はテレビを見ると、ダラダラと見てしまい、あっと言う間に時間が過ぎる気がして、あまりテレビが好きではありませんでした。
逆に私の母はうたた寝しててもテレビの音が付いてないと寂しい、というくらいテレビ大好きでした。
中でも、母は朝の連続テレビ小説が大好き。私はキライでした。
するべき事があるのに、余裕のない時間の中でも「これは見たい」とテレビを見る母も、とても嫌いで、余計にテレビが嫌だったのかもしれません。

震災時など、津波や地震にフォーカスする内容が多く、つい気持ちも暗くなる気がして、ますますテレビは見なくしました。
情報が溢れかえる現代では、遮断も、情報の選別の1つだと思います。
テレビ以外からも、ニュースは入ってきます。

ただ、子供が産まれてから、必然的に教育テレビをよくつけるようになりました。
ダンスや歌、元気になるような内容が多いので、私もだんだん好きになっていきました。
その流れで、特にご飯の支度の時間などはテレビをつけるようになってきました。

そんな中、年末に「花子とアン」を連続放送していて、 とても面白く感じました。それぞれのキャラクターが魅力的で、俳優人も豪華で、どんどん感情移入していきました。
そして「面白かった〜」と母に電話している自分がいました。
母は嬉しそうに「面白いって言ったでしょー?」と笑っていました。

人の大切なものを大切にする、って愛ですよね。ほんのちょっとのことですが、少し母に愛を表現できたのかもしれません(^o^)