私は主人を尊敬しています。
彼は4年ほど前から、原因不明の体調不良が続き、今年の春に鬱病と診断されました。
主な原因は仕事からくるストレスと思われました。医師はすぐに仕事を辞めるか、
しばらく休むように勧めましたが、彼は仕事を続け通院しながら治したいと主張しました。
表面化する症状は、気管支炎のような激しい咳や鼻水、原因不明の背中や腰や足の痛み、
不眠、寝ても寝ても襲ってくる眠気とダルさ、無気力感、突然襲ってくる激しい腹痛と
腸炎のような下痢、たちくらみ、などなど。
色んな病院に行って検査しましたが、特に問題はなく、ずっとずっと原因を探していたので、
鬱病と診断された時は、原因が分かったことに少し安心さえしました。
このように、私にはとうてい我慢できないような症状を抱えつつ、ずっと休まずに、
人一倍働いています。
彼は頭もいいし、仕事も出来ると思いますし、非常に尊敬されるべき人なのですが、
私からすると、その職場環境により軽んじられているように感じました。
業務内容や拘束時間も年々、過酷さを増しています。
そんな中でも、彼は腐らず威張らず、不平不満を言わず、ひたすら改善を探して、
頑張っています。
最近は、ようやく周りも彼の存在の大きさに気付いてきているように、感じます。
鬱病は心のカゼ、というそうです。
私達はイヤなことがあった時、音楽を聞いたり、好きな物を食べたり、
友人や恋人に話したりして、リフレッシュしてまた元気になったりします。
あまりにもストレスが次々とやって来たりして、そうやって、
自力で元気になれなくなった状態が鬱病です。
真面目で、優しくて、思いやりのある彼だからこそ、なってしまったのだなぁ
とも思います。
そして、仕事を休まずに病気を克服出来たら、また自信がつく、と言っています。
驚くほど自分に厳しく、人に優しく、本当に心から尊敬する人です。
いつか彼が元の体調に戻ったら、あんなこともあったね〜と笑って話そうと思います️
全ては自分の中にある、を体現している人、こんなに身近にいた!(笑)
沢山の幸せがあなたを包みますように️